PHPの基本 – LaravelでWebサイトを作ってみよう！

各自のPC上で動作しているApacheでPHPによるページを表示してみましょう。

C:/xampp/htdocs/php フォルダを作成してください。

そのフォルダ内に index.php ファイルを作成し、VSCodeで開きます。

<?php

echo 'Hello World!'

?>

date関数

date関数を使用すると、現在の日時を取得できます。

<?php

$date = date('Y/m/d H:i:s');
echo $date;

?>

PHPでは以下のようにコメントを記述します。

<?php
// PHPのコメント

/*
この範囲はコメントになります。
複数行のコメントです。
*/
?>

エスケープ文字

\を使用することで特殊な文字を文字列内に埋め込むことができます。

<?php

echo "<a href=\"http://www.google.co.jp/\">Google</a>にリンクします。\n";

?>

演算

PHPのプログラム内で演算を実行できます。

$sample = 13 * 12;

echo "変数sampleの値は{$sample}です。";

定数

定数は define() で定義します。

<?php

define('sample', 10);
echo sample.'<br />';

?>

ヒアドキュメント

<<< がヒアドキュメントの合図で、この次に書いた文字が再度出現するまで、すべて出力されます。

今回は EOM という文字がありますので、再度 EOM という文字が出現するまで出力されます。EOM は End Of Message の略で付けていますが、ABC など他の文字にしても大丈夫です。ちなみに、EOM の他には EOD （End Of Document）や EOF （End Of File）という文字がよく使われます。なお、ヒアドキュメント終了のための EOM にはセミコロンを付ける必要があるので注意してください。

<?php

echo <<< EOM
PHPとは、HTMLへの埋め込み型プログラミング言語です。<br />
正式名称は「PHP: Hypertext Preprocessor」です。<br />
PHPは{$purpose}に利用されます。<br />
<a href="detail.php">詳細を読む<a>
EOM;

?>

条件分岐

if文を使うことで条件分岐ができます。

<?php

$sample = 1;

if ($sample > 5) {
  echo "変数sampleの内容は5より大きいです。<br />";
} else {
  echo "変数sampleの内容は5より小さいです。<br />";
}
?>

三項演算子

三項演算子はプログラミングでよく使われる割に、見慣れていない人も多いので練習しておきましょう。

<?php
$bool = TRUE;

echo $bool ? "TRUEです" : "FALSEです";
echo '<br />';
echo !$bool ? "TRUEです" : "FALSEです";
echo '<br />';
?>

繰り返し処理

他の言語と同様に、whileやforで繰り返し処理を記述できます。

$count = 1;

while ($count <= 10) {
  echo "while繰り返しのテスト{$count}。<br />\n";
  $count++;
}

for ($count = 1; $count <= 10; $count++) {
    echo "for繰り返しのテスト{$count}。<br />\n";
}
?>

配列

配列を使用する場合は以下のように記述します。

<?php
$fruit[] = "リンゴ";
$fruit[] = "ミカン";
$fruit[] = "ブドウ";

echo $fruit[0].'<br />';
echo $fruit[1].'<br />';
echo $fruit[2].'<br />';

?>

array()関数を使用すれば、複数の要素を一度にセットすることもできます。

<?php
$browser = array("Chrome", "Firefox", "Edge");

echo $browser[0].'<br />';
echo $browser[1].'<br />';
echo $browser[2].'<br />';
?>

配列の内容をfor文やforeach文で繰り返し処理することもできます。
count()関数を使用すると、配列の要素数を取得できます。

<?php
$fruit = array("🍎", "🍊", "🍇", "🍈");
$count = count($fruit);

for ($i = 0; $i < $count; $i++) {
  echo "$fruit[$i]<br />\n";
}

echo 'foreachで出力<br />';
foreach ($fruit as $name) {
    echo "$name<br />\n";
}

?>

連想配列

連想配列はJavaでのMapに似ています。キーとなる文字列と、そのキーに対応する値を格納できます。

<?php

$fruit["apple"]  = "リンゴ";
$fruit["orange"] = "ミカン";
$fruit["grape"]  = "ブドウ";

echo $fruit["apple"].'<br />';
echo $fruit["orange"].'<br />';
echo $fruit["grape"].'<br />';
?>

array()関数による連想配列の初期化。

<?php

$fruit = array("apple" => "リンゴ", "orange" => "ミカン", "grape" => "ブドウ");
echo $fruit["apple"].'<br />';
echo $fruit["orange"].'<br />';
echo $fruit["grape"].'<br />';
?>

foreach文による連想配列の処理。

<?php
$fruit = array("apple" => "リンゴ", "orange" => "ミカン", "grape" => "ブドウ");
foreach ($fruit as $key => $value) {
    echo "$key ... $value<br />\n";
}
?>